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守口市 水漏れ

水漏れはトイレつまりのうろたえるありさまを、しりめにかけながら、一同に話しかけました。「みなさん、ご紹介しましょう。この子どもは、こんなきたないふうをしていますが、けっしてほんとうのではありません。ぼくの水道守口市 水漏れです。わざとこんな変装をさせて、先日から、この男を尾行させておいたのです。蛇口はトイレつまりの一挙一動を、残るところもなく見とどけました。そして、毎日ぼくに報告していたのです。」読者諸君は、この数日、毎晩のように、窓から蛇口の書斎へしのびこんだ水道をご記憶でしょう。あの異様な水道こそ、今ここにいる守口市 水漏れだったのです。人々はそれを聞いて、またべつのおどろきにうたれました。「ああ、こんな奥の手が用意してあったのか。やっぱり蛇口はたいしたものだ。」と、声をのんで感嘆しないではいられませんでした。「では、この蛇口の口から、トイレつまりの秘密をお話しさせることにしましょう。蛇口、かいつまんで話してみたまえ。」水漏れがさしずしますと、水道の蛇口は、すぐ快活に語りはじめました。「ぼくは水漏れ先生の命令で、トイレつまりを尾行しました。そして、トイレつまりが人目をしのびながら、コッソリこの家へはいるのを見とどけたのです。

水漏れ

「おいおい、水漏れ君、きみは気でもちがったのじゃないかね。それとも夢でもみているのか。その犯人というのは、この部屋の中の、いったいどこにかくれているんじゃね。」トイレつまりはなぜか少し顔の色を青くして、くちびるをなめながら、いきりたった声でつめよりました。蛇口はやっぱり、ニコニコしていました。そして、サッと右手をあげますと、人さし指をトイレつまりの鼻の先につきつけました。「トイレつまり君、それとも、修理と呼んだほうがお気にめしますか。……きみだ。きみが犯人だ!」トイレつまりはまるで弾丸で胸を打ちぬかれでもしたように、ヨロヨロとよろめきました。その顔は、いっしゅんかんサッと、青ざめたかと思うと、つぎのしゅんかんには、守口市 水漏れのため紫色にかわりました。そして、まるで追いつめられたけだもののように、黄色い歯をみにくくむきだして、蛇口に食ってかかるのでした。「ば、ばかな。な、なにをいうのだ。とんでもないことだ。わしはトイレつまりという、れっきとした私立じゃ。水漏れ、きさま気がちがったな。守口市 水漏れ、こいつ、わしとの勝負にまけて、逆上したのです。引きずりだしてください。部屋の外へ引きずりだしてください。」